鈴木拓さん著の『最高の体調』という本で
スマホのが現代人に及ぼしているデメリットについて
根本的な原因から解説されていた。
ハーバード大学の調査によると
・ネットユーザーの5~10%は回線が繋がらない状況では
ギャンブル中毒に似た禁断症状を示す
・スマホ使用時間が長い人ほど社会不安のレベルが高い
・自宅でスマホ使い続ける人は仕事のストレスが回復しない
ということが示されている。
根本的な原因は、人間の進化の過程で備わった「本能」と
「現代の環境」のミスマッチにあるとしている。
原始の森では「情報」の入手と「コミニュケーション」の
有無が生存の成否を分けた。
効率の良い狩場はどこか?
感染症に効く薬はどれか?
味方になりそうな者は誰か?
厳しい環境を生き抜くためには、効率の良い情報収集が欠かさず
人類の脳は新しい情報や対人コミニュケーションに
快楽を覚えるシステムができあがった。
「現代の環境」であるネットとSNSは、この快楽システムを刺激する。
とても納得のいく説明だった。
現代人がSNSにハマり、ニュースやワイドショーにかじりつくのは
本能を刺激しているからだ。
この本ではその対策として「デジタル断食」おススメしている。
その初歩として「あらかじめSNSチェックの時間を決めておく」こと。
「13時になったら30分だけメールチェックする」みたいな感じで。
細かい時間指定するほど効果が高まるみたい。
僕が最近好きなメンタリストDaigoさんも
充電ケーブルを玄関のコンセントに挿すようにして
仕事中のスマホによる「時間汚染」を避けてるそうだ。
“スマホやSNSにコントロールされる”のではなく
“スマホやSNSをコントロールする”ように工夫が必要だ。
僕も結構チラチラSNS見ちゃうので、スマホを遠ざけてみようと思う。
風の谷の楽さんのブログ
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