“価値”

1泊2日で熱海に行ってきました。

熱海は何気に初めて。
というか関東周辺の温泉は、まだ去年行った鬼怒川温泉しか行ったことないです。
全国いろいろ行ってる割にはあまり温泉とかには興味ないみたいです。

今回も友達に誘われて、「熱海は行ったことないからじゃあ行っとこう」 
みたいなかんじで決まりました。笑

今回の感想としては、新しい体験がたくさんできてとても楽しめました。
熱海も初島も初めて来たし、人生初のアスレチックもできました。

アスレチックっていうのはこれですこれ。
地上5mの高さで足元不安定なロープや木の上を渡っていくやつです。
一応ハーネス(安全ヒモ)付いてるから落ちることはほぼないんですけど、やってみると結構怖いです。
ステージ1と2があって、両方チャレンジしたのですが2は結構難しかったです。
前腕パンパンになりながらなんとかクリアできました。


高いとこマジ無理〜 死ぬ〜(>_<)
って方にはオススメしませんが、大丈夫そうな人は是非チャレンジしてみてください。

あ、ワイヤーの都合上、コースの途中で辞めることはできないので、そこだけ要注意です。笑


熱海初日は山の上にある「MOA美術館」に行きました。
MOAとは“Mokichi Okada Association “のことで、美術館の創立者である岡田茂吉さんからきているみたいです。

美術館に来たのは、去年金沢で行った「21世紀美術館」以来でした。
MOA美術館は、葛飾北斎の「富嶽三十六景」を初め、奈良時代のものから現代に至るまで様々な作品が展示されていました。

『大般若波羅密多経』奈良時代8世紀
岡田茂吉『楽園』
作品はもちろん面白かったのですが、個人的に展示室のデザインが一番印象に残りました。
作品を引き立てる漆喰の壁、重厚感を与える調整された灯り。
作品ごとに部屋のデザインが微妙に違って、作品をいかに引き立てるかということを考えられた作りになっていて、そこに感動しました。


10代の頃に美術館に来た時は、全く興味が湧かず、つまらない時間を過ごしていた記憶があります。
美術館を楽しんでる自分に、「オレ変わったなぁ」と客観的に思いながら歩いてました。

おそらく10代の頃にここの美術館に来ても、おそらく何も興味が湧かずつまらない時間を過ごしていたでしょう。
美術館に、置いてある作品に、その時間に、何も価値を感じなかったと思います。


でも今は違う。

美術館で見たものはとても価値あるものでした。



“価値”とは客観的なものではなく、主観的なもの。

みんな自分の色眼鏡を通して、そこに移る世界の価値を自分で決めてる。

ある人は「これはガラクタだ。何の役にも立たない」と言い、

ある人は「これは素晴らしい作品だ。こんなものを目にできるなんて私は幸せだ」と言う。



価値は自分で決める。



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